国交省が高速道路のETC専用化(現金廃止)を検討
7月2日、国土交通省が全国の高速道路について料金所の現金対応を廃止し、ETC専用にする方向で検討すると報じられました。
理由としては、昨今の新型コロナへの対応であること、また、ETCの利用が9割以上であることが挙げられていました。検討段階ではあるものの、将来的には完全ETC化を目指す動きを見せており、コスト削減の観点やETCの普及率を鑑みても、この議論の方向が逆転ということはまず無いでしょう。
とはいえ、高速道路の利用期間が少ないため、あえてETCカードは持たずに帰省時のみ現金払いで高速道路を利用する方や、ETCカードを作るための審査に通らなかったという方が一定数いらっしゃることも事実です。そして、このような層をいざETC専用化に向けて、どのようにフォローする施策が出てくるのかが気になるところです。(現時点でも対応策の一環としてETCパーソナルカードというデポジット式カードがありますが、これは最低入金額が20,000円必要となり、気楽な代替手段とは中々言いづらいのが現実です)
今は取りつけないことも選べるETC車載器ですが、このような時流から、将来的にはオプションではなく搭載が義務付けられることになるかもしれません。
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